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どんなもしもが 君の未来に わりこんでも かまわないさ 僕はずっと 味方さ
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『中学受験で悩むお母さんサポートセミナー&交流会』
の情報は右のカテゴリーからお入りください。⇒「中受お母さんサポート」

★過去に実施した分の「テキスト・資料」はこちらからご覧いただけます。
 ⇒「テキスト・資料」
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本日、第5回目を迎えた「中受ママサポートセミナー」。
毎度のことながら、参加者のお母様方は元気がよく、
話に花が咲いていました(^^)


本日扱ったテーマは2つ。

1.塾選びの基準
2.ブレない自分の「軸」づくり


●1.塾選びの基準では、付箋を使ったブレーンストーミングをしました。

「責任者の人柄」
「合格実績」
「家からの近さ」
「学校の友達の多少」
「お金」
「子どもが気に入ったところ」
などなど、たくさんの基準が出ました。

様々な視点、自分とは違った視点を知ることで、
まだ塾に通っていない方にとっては、今後の塾選びに参考になったようですし、
すでに塾通いを始めている方にとっては、「私も同じ」と共感を得たり、
「どこでも同じ」「結局は自分と子ども次第」と気づきや再認識を得ていました。

あなたは何を基準に塾を選びますか?


●2.ブレない自分の「軸」づくりでは、
日々のこまごましたことに一喜一憂することなく、穏やかな自分でいられるように、
自分の「軸」について考えました。

「軸」を樹で例えると、枝や葉ではなく、幹や根っこの部分です。
ここがしっかりしていると、枝や葉が生い茂り、
成果物である果実もたくさん収穫できますね。


ある小学五年生(当時)のお母さんの話を毎月聞いていました。
コーチング・セッションといって、定期的に話を聞く機会を設けていたのです。

はじめのうち、お母さんは子どもに怒ったこと、夫に対していらいらしたことなど、
とにかく感情的に話をしていました。
30分の時間のうち、20分くらいは話していたでしょうか。

それが、ある時ピタッと止まりました。
「この2週間を振り返ってお子さんとの関係はいかがでしたか?」と聞くと、
「そういえば、この2週間、一度も怒っていないわ」と。

何がそうさせたのか、後から聞ききました。
すると、
「3年後、子どもとどんな関係でいたいか?」
「受験を振り返って、どんな受験にしたいか?」
ということを、それまでのセッションで話をしていくうちに、
自分の中の価値観や姿勢が固まってきたというのです。
自分の「軸」がしっかり築かれてきたということでしょう。

さらに、受験を終えて振り返ったとき、こうも話していました。
「自分の中に「軸」があったから、受験を乗り越えられた。
 不安なことはたくさんあったけれど、子どもに当たり散らすことがなくなり、
 
 受験当日も意外と冷静に、心穏やかでいられた」


今日のセミナーでも、自分の「軸」づくりの導入として、

「受験を振り返って、どんな受験だったと言いたいですか?」
「3年後、お子さんとどんな関係でいたいですか?」

という2つについてグループで考えを出し合いました。

答えは一つではありません。人それぞれ違った答えがあることでしょう。
それでも、自分なりの答えを見つけていくることが、
ブレない自分の「軸」づくりに役立ち、心穏やかでいられることでしょう。

今回参加されなかった方も、是非、考えてみてください。
「受験を振り返って、どんな受験だったと言いたいですか?」
「3年後、お子さんとどんな関係でいたいですか?」


●他にも、自分の「軸」づくりに役立つ質問リストを資料の最後に載せておきました。
ホームワークとして出していますので、今回参加された方も、
今回参加できなかった方も、ぜひ、取り組んでみてください。

お子さんが毎日取り組んでいるホームワークより、少ないですから(笑)

資料はこちらにアップしました。 ⇒ 第5回(10月実施) テキスト
第4回の後半に演じた寸劇のスクリプトを紹介します。

【パターン0】 問答無用

母「何この点数!」(怒り)
母「何でこれしか取れないの!?」
母「本当にダメね!」
母「いつもダラダラしているからでしょ!」
母「もっと勉強しなさい!」
母「もうゲームは禁止ね!」

一方的ですね。。。
お母さん、ちょっと他のことでもイライラしていたのかもしれません。
そんなフラストレーションを解消してくれる誰か聴き手がいたら、
少しは楽に、冷静に話せるのだと思います。
誰か、話を聴いて!


【パターン1】 攻撃的

母「テスト返ってきたわよ。これを見てどう思うの?」(怒り)
子「いや、悪いと思うけど・・・」
母「何が?」
子「算数が・・・」
母「何でこうなったと思う?」
子「いや、問題難しいし、塾の授業がわからないんだもん」
母「じゃぁ、質問しに行けばいいじゃない。塾の先生も言っていたわよ。
今日授業の前に行ってきたら?行くの、行かないの?」
子「・・・。」
母「はっきりしなさい!」
子「じゃぁ、行く」(渋々)


セミナーで見せた寸劇では、
攻撃な態度が「質問」を「詰問」にしていました(^^;)
人事だと笑って見れるのが、寸劇の良いところです。

自分も同じだと思った人は、落ち込みすぎないようにしましょう。
多くの家庭でよくある場面のようですから。
大切なのは、次の問い。
「ここから学べることがあるとしたらなんですか?」


【パターン2】 受身的

母「テスト返ってきたわよ。これを見てどう思うの?」(恐る恐る)
子「うるさいなぁ」(嫌々)
母「そう、ごめんね」 ⇒謝らなくていい

母「でもね、このままじゃ困るわよ。これからどうするつもり?」
子「そんなの分かんないよ」
母「こまったわねぇ。・・・。じゃぁ、どうする?受験止める?」 ⇒極端!止めたいのは自分?
子「う~ん、やるよ!」(ふてくされながら)
母「ムリしなくていいのよ」
子「やるっていってるでしょ!」(怒り)
母「あら、ごめんなさい。そんなに怒らないでよ。あなたのために言っているんだから・・・」
子(態度で怒り)眉をしかめて、母を見る


セミナーでは、「ごめんね」のときに、みなさんから笑いが起こっていましたね(笑)
あの笑いは何だったのでしょう?
共感か?嘲笑か?それとも演技に対する喝采か?!
感じ方は人それぞれ。


【パターン3-1】 I'm OK, You're OK. (←コーチングでは、アサーティブな関わり方と言います)

母「テスト返ってきたわよ。これを見てどう思うの?」(ニュートラルに)
子「うるさいなぁ」(嫌々)
母「うるさく感じるかもしれないけれど、大切なことだから少し話をしましょう」
子「今、ちょっと忙しいの」
母「あら、そう。わかったわ。いつだったら話せる?」
子「うーん、明日の夜」
母「じゃぁ、明日の夜に話しましょう」

【パターン3-2】 I'm OK, You're OK.

※子「」の内容は想像にお任せます。
 セミナーのデモでは、適当に言ってもらいました。

母「テスト返ってきたわよ。これを見てどう思うの?」 (ニュートラルに
子「いや、悪いと思うけど・・・」
母「国語はいつもと同じ点数を取ったわね。さすが!」 (良い点を見る
子「文章題が簡単だった」(まんざらでもない顔)
母「今回上手くいったことは何?」 (上手くいったこと(=成功)を訊く
子「」
母「テスト前に、アキラなりに頑張ったことは?」 (努力したことも一つの成功
子「」
母「他には?」 (できるだけたくさん聞く

(中略)

母「もっと良くしたいことは?
子「社会かな」

(中略)

母「ちょっと残念な算数だけど、次に取れるとしたら何点取りたい?
 (原因追求(=過去)ではなく、次の目標(=未来)に目を向ける。
 同時に、本心、本音を聴く質問になっている。
 けれど、すぐには本音が出ないこともよくある

子「今回50点だから70点」
母「70点。70点取れると、どのくらいうれしい?
子「」
母「そのために、これからできることがあるとしたら何だろう?
 (穏やかに。ここでも解決策(=未来)に目を向けている) 子「」
母「他には?」

(中略)

母「もっとやっておけばよかったことは何?
 (ここでようやく自己反省を促す) 子「計算かな。大問1と2をきっちりとる」
母「いいわねぇ。大問1と2をきっちりとるためには、何ができると思う?」
 (漠然とした半生が多いので、行動ベースで具体化すると一歩踏み出しやすい
子「計算と熟語をちゃんとやる」
母「計算と熟語をちゃんとやる。いいねぇ~。具体的には?…」
(中略)

母「今回の模試の体験から学んだことは何だろう?
 (成功や失敗を学びに変える)) 子「」
母「この経験を次に活かすとしたらどうする?
 (学びを次の行動の糧に結びつける) 子「」
母「お母さんに何かサポートできることはあるかな?
 (これを言われたら味方度UPすると思いません?)
子「とくにない」
母「そう、何かあったら言ってね。できることはサポートするから」


ここまで。


読み比べてみていかがでしょうか?
セミナーでは、

「そんなに上手くいかない」
「そんな風に聴けない」

などのコメントが出ていました。

そうですよね。
いきなり全てを実践は難しいと思いますし、
お子さんによっては、反応も違うでしょう。

「話の間にどこか似ってしまうのではないか?」

というコメントにはセミナーでもお答えしましたが、
普段の小さな体験を振り返るのではなく、
「模試の結果」という月1回程度のことで、かつ重要なことだからこそ
はじめのセットアップをすれば、30分くらいは話せる内容だと思います。
(険悪な関係だと、とても難しそうですが)

中学生、高校生になると、このような振り返りも難しくなる子が増えるので、
今のうちに、いい思い出を作ってみてください。(^^)/

【パターン3】のスクリプトの色つきは、
よく使える質問例」と「その意図」です。
テキストの「成功サイクル・成長サイクル」を見ながら使うと
やりやすいと思います。

質問集だけをまとめたものは、また後日アップします。
お楽しみに♪
「中学受験で悩むお母さんサポートセミナー」の
テキスト・資料をこちらの記事にアップします。

過去の資料をご覧になりたい方は、
こちらからダウンロードしてご覧ください。

第1回 (5月実施)
 ・ テキスト(表紙なし)
 ・ 資料1:自己評価を高めるサポート・低める行動
 ・ 資料2:子どもを非行化させるコツ

第2回 (6月実施)
 ・ テキスト
 ・ 資料1:中学受験の悩み・メリット一覧
 ・ 資料2:リフレーミング辞典

第3回 (7月実施)
 ・ テキスト
 ・ 資料1:タイプ分け診断表
 ・ 資料2:タイプ分け診断表(子ども用)
 ・ 資料3:タイプ分け特徴
 ・ 資料4:タイプ分け関わり方
 ・ 資料5:学習優位感覚

第4回 (9月実施)
 ・ テキスト

第5回 (10月実施)
 ・ テキスト

第6回 (11月実施)
 ・ テキスト

第7回 (12月実施)
 ・ テキスト

第8回 (1月実施)
 ・ テキスト

第9回 (2月実施予定)
 ・ テキスト

※ご覧になるには、アドビシステムズ社が配布しているAdobe Readerが必要です (無償)。Adobe Readerをインストールすることにより、PDFファイルの閲覧・印刷などが可能になります。以下のサイトにてご用意ください。

⇒ Adobe Systems Incorporated: Adobe Reader > ダウンロード
中学受験で悩むお母さんのためのサポートセミナー(4回目)を
9/13(火)に麻生市民館で開催しました。

夏休みの振り返りをしていると、
「話したいことがたくさんあるんだなぁ」
と感じました。

セミナーでも、セミナー後のランチ会でも、たくさん話して、
少しでも気持ちが楽になっていただければ幸いです。

母親が楽になると、子どもも楽になりますから(^^)


「自分の本当の気持ちを知ろう」というワークをしました。
子どもとの関わりの中で、
「攻撃的な自己主張をする」わけでもなく、
「受身的に自己主張しない」わけでもなく、
「穏やかに自己主張する」ことができるように、
その第一歩として、自分の本当の気持ちを探っていきました。

セミナーで気がついた方、
セミナーでは気がつかなかったけれどこれから探っていく方、
セミナーで気づいたけれど、それを表現しなかった方、
様々な参加者がいました。

自分の本当の気持ちというのは、自分ではなかなか気づかないものです。
何度も探っていくうちに、本当の気持ちにたどり着くし、
また、そのコツも掴んでいくのだと思います。

「子どもと言い合いになった」
「子どもに一方的に詰め寄った」
「言いたいことを言えなかった」

そんな経験をするたびに「母親修行」と思って、
自分の本当の気持ちを探ってみてはいかがでしょう。
気づくだけで、気持ちが楽になりますし、
それを素直に子どもに伝えたら、
子どもとの信頼関係もより強固になることでしょう。


「もっと深く知りたい」
「もっとじっくり取り組みたい」
という方には、次のセミナーをお薦めします。

---------------

思春期<10代>へのコーチングセミナー

テーマ:「思春期の子供とのより良い関わり方」

自立を目前にした「思春期」という、この時期。
親として子どもと濃密にかかわれる最後の時期です。
このエキサイティングな時期を、どのように過ごすかはあなた次第。
子どもを認め、自分も気持ちの良い関わり方を、一緒に学びませんか?

★日時・場所・対象等★
日時:2011年10月16日(日)13:00~16:00  (受付開始12:45)

   ※施設利用の関係上、会場準備が12時30分からとなるため、
    受付は12時45分からとさせていただきます。それ以前には入室

    できませんので、ご理解ご協力のほどお願い申し上げます。
場所:東京ウィメンズプラザ
対象:思春期の子どもと関わる方、思春期の子どもとの関わりに関心のある方
定員:70名
会費:500円(お支払いは当日受付にて)

★申込受付★
こちらの思春期セミナー申し込みフォームよりお申込みください。
お問い合わせはciie.sisyunki@gmail.com(担当・山下)まで
よろしくお願いします。
申込み期限:2011年10月9日(日)です。

みなさまにお会いできるのを楽しみにしています。

---------------

この日私は、、同じく共育コーチング研究会の
「教育関係者&先生サポート」セミナー
のスタッフとして参加しています。

テーマは「子どものやる気を引き出す関わり方 ~優位感覚を通して~」です。
お子さんの学習効果を高めたい方にはお勧めです。

よろしかったらどうぞ。(⇒詳しくはこちら


PS:今までの資料と「模試の振り返り」に使える質問集を
今週中にアップします。
今しばらくお待ちください。


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