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どんなもしもが 君の未来に わりこんでも かまわないさ 僕はずっと 味方さ
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受験生にとっては、入試半年前になりました。
この頃から私が働いている学習塾では、
受験生には、本番に力を出せるように、いろんな話をしていきます。
その中のいくつかのネタを紹介いたします。

#001 物事の捉え方

上手くいく人と、そうでない人の大きな違いの一つに、物事の捉え方・気持ちの持ちようがあります。

例えば、入試当日、こんなことがあったらあなたはどうしますか?

入試当日の朝起きたら、あたり一面雪が積もっていました。
会場までの道のりで、滑って転びました。ステーンってね。
幸い、怪我はしなかったのですが、そこで一言なんと考えますか?

(少し辺りを見回してから)
上手くいく人は、ここで前向きなことを考えます。
「怪我をしなかったからついている」とか、「これで、滑り納め」とかね。

逆にうまくいっていない人は、「縁起が悪い」とか後ろ向きのことを考えはじめます。
そうすると、気持ちが落ちてくるので、試験で自分の力を出しにくくなります。

だからもし「縁起が悪い」とか後ろ向きなことを考えてしまったら、そのときは、
「なーんちゃって」って言えば大丈夫。
「なーんちゃって、ウッソー。~だからラッキー!」って感じでね。

(因みに、私は大学受験のときに、本当に雪道で滑って転びました(笑)
もちろん、その時「滑り納め」といったので、大丈夫でしたけれどね)


#002 休み時間の使い方

休み時間が15分あります。
5分前には着席していないといけないので、実質5~7分が休憩時間です。

その休み時間の使い方によって、結果に大きな差が出てくることがあります。
なぜなら、5教科やったら約5時間も椅子に座っているわけですから、人間誰しも疲れるわけです。
疲れた状態で試験を受けたらどうですか?
自分の取れる最高の点数を取れると思いますか?
なかなか難しいですよね。私なら、できません(笑)

そこで是非やって欲しいことがあります。
休み時間は立ち歩いてください。
お手洗いに行くでもいいですし、用はないけれど、とにかく鏡だけ見てきた、でもいいです。
歩くことで、血行がよくなり、次のテストに集中できるようになります。
(ストレッチでもいいですよ)

逆に、ずっと座っていると血行が悪くなり、頭に酸素がいきわたりません。
すると、集中力が欠けてしまいます。

中には、根性で頑張る!という人もいるかもしれませんが、血の巡りが悪いのに、根性で乗り切る!といってもねぇ。
まぁ、北斗神拳を使えるなら、話は別なのでしょうけれど(笑)

 

#003 休み時間の使い方2 ~気持ちの高め方~

休み時間に入ったら、ボーっとしするのがいいでしょう。
前のテストで「あ~、ダメだ~」と思ったら「ダメだ~」と思ってもいいから、ボーっとする。
あ、着席の時間だけは忘れずにね(笑)

そして休み終えて席に着いたら、今までの科目のことは、一切忘れる。
席について、鉛筆と消しゴムを用意して、徐々に気持ちを高めていく。
心の中で「よし、やるぞ!」と気持ちに火をつける。
自分の好きな前向きで落ち着ける言葉を心の中でつぶやく。

熱くなりすぎたら、少し冷ます。
深呼吸をしたり、「なるようになるし、なるようにしかならないさ」とかつぶやいたりしてね。

とにかく、自分がベストを尽くせるように、気持ちを調整しましょう。
コツは、一度熱くしてから、少し冷ますこと。
メンタル・タフネス的にはいいようです。


#004 大丈夫、死にはしないから

さぁ、いざ本番です!
という時に緊張しない方法を一つ。

「大丈夫、死にはしないから」

そのくらいの気持ちでいたら、大丈夫(^^)v
 

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学習塾で、ある学生講師と話をしていた時のことです。
私としては意外な話を聞きました。

講師「半年働いて、塾のイメージが変わりました」

私 「へぇ、どんなイメージからどんなイメージに変わったの?」

講師「まず、塾は知識を教えるところだと思っていました。
   そして、成績を上げることが第一で、
   そのために授業は講師が統率しているイメージでした」

私 「うんうん、それで今はどう思っているの?」

講師「知識も大切なんですけれど、教室で取り組んでいることは
   知識よりも知恵だと思うんです。学習方法を掴んだり、
   学習習慣を築いたり、自分との向き合い方を学んだり」

私 「うんうん、知恵がつくと自分で学習できるようになるからね。それから?」

講師「成績第一というのは、僕の勝手なイメージだったんですけれど、
   塾ではもっとビシバシやるのかと思っていました。
   テストの結果を貼りだしたり、居残りをさせたりして。
   でも、この教室は、成績よりも成長に重きを置いていますよね?」

私 「うん、成長できれば、自ずと成績も上がるからね。
   それに、教育の目的は成績ではなく、成長にあると思うんだよね。
   社会に出てからが人生の本当のスタートだと俺は思っているから、
   目の前の成績に一喜一憂するのではなく、
   どれだけ成長したかを意識していたいんだ。
   だから、塾だから成績にはこだわるけれど、
   失敗してもいいと思っているんだ。そこから何か学んで成長すればね」

講師「そう、そこ!成績にはこだわるけれど、失敗もしていいって。
   失敗してもそこから何かを学んで成長できればいいって。
   失敗してもいいってところは、塾は成績第一という
   イメージからすると真逆ですよ!」

私 「そう?俺は塾に通った経験がないから、あまり違和感ないんだけどね。
   普通じゃないのかもしれないね(笑)」

講師「そうだと思います(笑)あと、僕の勝手なイメージでは、
   もっと講師が生徒を統率するのかと思っていました。
   けれどここの教室では、個別ということもあるけれど、
   統率するというより生徒が伸び伸びできるように
   サポートするのが基本姿勢ですよね。
   そこにもギャップを感じました」

私 「あぁ、そうかぁ。統率というか、リーダーシップやけじめは
   大事だと思うけれど、基本は見守ることだと思っているんだよね。
   だって、成長って本能だと思わない?子どもたちは、
   成長したいという本能をもともと持って生まれてきたと思うし、
   成長するだけの学習能力がもともと備わっていると思うんだよね。
   だから、俺たち大人ができることって、子どもたちが伸び伸びと
   成長できるような場や環境を整えることなんじゃないかと思っているんだ」

 

そのときに書いたメモにこうありました
 ① 知識 ⇔ 知恵
 ② 成績 ⇔ 成長
 ③ 統率 ⇔ サポート

 

あれから約1年半。
メモを見返しながら思います。
果たして教室全体でどこまで徹底できているのだろうかと。
まだまだ改善すべきことはありそうです ☆彡

今週は、私の大好きな(!?)研修ウィークでした。
みなさん、お疲れ様です。
月~金まで、自教室の講師に対して研修をしました。
また火曜日は、他教室の室長に対しても、全く同じ内容の研修を実施しました。
 
反応は、上々!?
以前からネタの一部を話している自教室の講師よりも、
他教室の室長の方が反応は良かったようです。
 
「これは使える!」
「このステップはやりやすいですね!」
「早速、教室に帰って講師に研修します!」etc.
 
研修を催す側としては、嬉しい限りです。
 
中にはこんな反応も。
 
「授業中に●●するなんて、考えたこともありませんでした!」
 
それもそのはず。
私も、恥ずかしながら、昨年までは気が付いていないことでしたから(^^;
 
「授業料を払ってまで、塾で●●するなんて、もったいないと思っていました」
 
意外と、塾の盲点かもしれませんね。
昨年から導入した生徒は、すでに成果が出ています。
 
☑ 学校の授業がわかるようになった
☑ 塾の授業がスムーズに進むようになった
☑ ムリなく学習できるようになった
☑ 「やりきる」感覚が身についた
 
そしてその結果として、
☑ 定期テストの点数が伸びた
☑ 苦手克服ができて、第一志望に合格できた
 
お陰様で、昨年秋から一部導入しただけなのに、
私が想像していた以上に成果につながりました。
今年は、教室全体に本格導入です。
さぁ、これでどのような成果が出るか楽しみです!
 
PS:
●●の内容は、別の機会に書きますね。(たぶん)
GWが終わります。
教室は、今日から再開です。
 
長期休業の前日は、必ずと言っていいほど教室に行って仕事を少しします。
始まりの下準備です。
 
仕事でも勉強でもスポーツでもなんでもそうですが、
準備をしっかりすると、うまくいく確率がぐんと高まります。
逆に、準備を怠ると、ちょっとしたことで調子がガクンと落ちます。
 
大リーガーのイチローは、成果を出し続けるのに
「準備8割、本番2割」と言っています。
年間262安打の世界記録をつくったシーズンは、
前年より1時間早く球場に入り、入念にストレッチなどの準備をしたそうです。
 
塾の仕事では、不測の事態が起こった時に、準備の状態が大きく影響を与えます。
それまで準備をしっかりしていれば、不測の事態もある程度対応できます。
しかし、準備を怠っていると、不測の事態に対応しているときに、
別の問題が浮上し、それにも対応すると、さらに別の問題が生じ、
やるべきことも進まず、さらに悪循環に陥ります。
まさに、雪だるま式に問題が大きくなっていくのです。
(恐るべし)
 
5月は、6~9月中旬までの繁忙期に向けての、下準備の月です。
さぁ、今年は例年より入念に下準備を行ってみよう!
新人講師が多く入ってくるこの時期、一緒に食事に行ったりして、
コミュニケーションをとっていく。
教室長の仕事としても必要であるし、
一個人として、相手のことを知りたいという欲求でもある。
 
今年は、今までよりも意識して、講師のデータベースをつくるくらい、
講師の話を聞いていこうと方針を決めた。
それも、ONとOFF両方含めて。
それは、チームワークを良くするうえでも、
仕事の成果を高めていくうえでも、
部下である講師が成長するうえでも、
とても大切なことだと思うから。
 
やっていて思うのは、今まで一緒に働いてきているのに、
相手のことを知らないことって結構あるということ。
「私はONもOFFも結構聞いてきた」と思っていたけれど、
「データベースを構築するくらい」という基準からすると全然ダメでしたね。
まず、人が偏っている。知っている人とそうでない人の差が激しい。
また、聞いたことがあることでも、スルーしていることが結構ある。
そして、データベースとして紙に書き出して、毎回見るようにすることと、
何となく話を聞いていることでは、その後の活用の仕方がまったく違ってくる。
例えば、私は相手の強みを活かすことに意識を向けているつもりだったけれど、
明文化して初めて気づくことってあるんですね。
書いてみてはじめて新たな活かし方が見えてくることがあるのです。
 
だからこれからら、もっともっと意識して聞いていく予定。
ただし、食事に行く時は、少人数がよろしいようです。
今日は3人の予定が6人に増えてしまって、やりにくかった。
今日のターゲットであったUさんは、今日はあまり話しをできなかったので、
また今度話をしましょう。
 
PS:
少人数がよろしい理由その2。
財布が…(^^;


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