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どんなもしもが 君の未来に わりこんでも かまわないさ 僕はずっと 味方さ
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学習塾で、ある学生講師と話をしていた時のことです。
私としては意外な話を聞きました。

講師「半年働いて、塾のイメージが変わりました」

私 「へぇ、どんなイメージからどんなイメージに変わったの?」

講師「まず、塾は知識を教えるところだと思っていました。
   そして、成績を上げることが第一で、
   そのために授業は講師が統率しているイメージでした」

私 「うんうん、それで今はどう思っているの?」

講師「知識も大切なんですけれど、教室で取り組んでいることは
   知識よりも知恵だと思うんです。学習方法を掴んだり、
   学習習慣を築いたり、自分との向き合い方を学んだり」

私 「うんうん、知恵がつくと自分で学習できるようになるからね。それから?」

講師「成績第一というのは、僕の勝手なイメージだったんですけれど、
   塾ではもっとビシバシやるのかと思っていました。
   テストの結果を貼りだしたり、居残りをさせたりして。
   でも、この教室は、成績よりも成長に重きを置いていますよね?」

私 「うん、成長できれば、自ずと成績も上がるからね。
   それに、教育の目的は成績ではなく、成長にあると思うんだよね。
   社会に出てからが人生の本当のスタートだと俺は思っているから、
   目の前の成績に一喜一憂するのではなく、
   どれだけ成長したかを意識していたいんだ。
   だから、塾だから成績にはこだわるけれど、
   失敗してもいいと思っているんだ。そこから何か学んで成長すればね」

講師「そう、そこ!成績にはこだわるけれど、失敗もしていいって。
   失敗してもそこから何かを学んで成長できればいいって。
   失敗してもいいってところは、塾は成績第一という
   イメージからすると真逆ですよ!」

私 「そう?俺は塾に通った経験がないから、あまり違和感ないんだけどね。
   普通じゃないのかもしれないね(笑)」

講師「そうだと思います(笑)あと、僕の勝手なイメージでは、
   もっと講師が生徒を統率するのかと思っていました。
   けれどここの教室では、個別ということもあるけれど、
   統率するというより生徒が伸び伸びできるように
   サポートするのが基本姿勢ですよね。
   そこにもギャップを感じました」

私 「あぁ、そうかぁ。統率というか、リーダーシップやけじめは
   大事だと思うけれど、基本は見守ることだと思っているんだよね。
   だって、成長って本能だと思わない?子どもたちは、
   成長したいという本能をもともと持って生まれてきたと思うし、
   成長するだけの学習能力がもともと備わっていると思うんだよね。
   だから、俺たち大人ができることって、子どもたちが伸び伸びと
   成長できるような場や環境を整えることなんじゃないかと思っているんだ」

 

そのときに書いたメモにこうありました
 ① 知識 ⇔ 知恵
 ② 成績 ⇔ 成長
 ③ 統率 ⇔ サポート

 

あれから約1年半。
メモを見返しながら思います。
果たして教室全体でどこまで徹底できているのだろうかと。
まだまだ改善すべきことはありそうです ☆彡

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