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どんなもしもが 君の未来に わりこんでも かまわないさ 僕はずっと 味方さ
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大型連休が終わり、教室もまた始まりました。
連休明けは、久しぶりに会った生徒・講師とのコミュニケーションが弾みます。
 
GWはどうだった?」
 
「大会中だから、部活が毎日あって、連休じゃなかった」
「銭湯に行ってきました。いいですよ~。サウナとかもあって」
「家でダラダラしていた^^;」
「実験と、ゼミの発表の準備で疲れました。睡眠不足です」
1日1冊のペースで本を読んでいました」
 
みんな、それぞれのGWだったようです。
 
 
講師と話をしているとき、近寄ってきた生徒が2人いました。
糾(きゅう)とMINMIです。
「ねぇねぇ、見て見て。爪きれいでしょう!MINMIにやってもらったの!」
糾がツヤツヤの爪を見せてきました。
とてもきれいです。
休み中だから、マニキュアをしているのかと思いきや、
MINMIに削ってもらったの。いいでしょう!」
爪を削るだけで、あそこまできれいになるんですね。
びっくり!
 
 
机間巡視をしていると、呼び止めてきた生徒がいました。
「噂をすれば、ちょうど良い」
「ん、どうした?」
そこで読書についての話でプチ盛り上がり。
「司馬遼太郎は、だいたい一通り読んだ」
高2で司馬遼太郎を一通り読んだって、いったい…。
「親父が好きで家にあるから、中1の頃から読み始めて、…。」
そんな子には、ちょっと背伸びした内容の
『ローマ人の物語』(塩野七生著)を薦めておきました。
難しいかもしれないけれど、その子の将来の方向性にもあっているのでね。
すると、逆に『夏の庭―The Friends』(湯本香樹実 著)を勧められました。
「児童文学だけれど傑作だよ。小6のときに読んで涙した本」と。
早速、Amazonでクリック(^^)v
 
 
中には、自分からなかなか話しかけてこない子もいます。
そんな子については、また後日。
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二人の女の子、糾(きゅう)とMINMI。
とても仲の好いお友達。
 
最近、二人でよく塾に来る。
授業のない日も、二人で自習しに来て、よく一緒に話をしている。
話がなくても一緒にいる。
とても仲の良いお友達。
 
二人を見ていて思う。
一緒にいて違和感のない存在って大切だな、と。
それだけで落ち着く。それだけで気が休まる。
 
 
ふと、『星の王子様』(サン=テグジュペリ)のキツネのシーンが思い浮かんだ。
 
キツネはいう。「おいらにしてみりゃ、きみはほかのおとこの子10まんにんと、
なんのかわりもない。きみがいなきゃダメだってこともない。きみだって、おいらがいなきゃダメだってことも、たぶんない。きみにしてみりゃ、おいらはほかのキツネ10まんびきと、なんのかわりもないから。でも、きみがおいらをなつけたら、おいらたちはおたがい、あいてにいてほしい、っておもうようになる。きみは、おいらにとって、せかいにひとりだけになる。おいらも、きみにとって、せかいで1ぴきだけになる……」(訳:大久保ゆう)
 
「大切なことは目に見えない」
その見えないことを大切にしていきたい。
「大丈夫」
 
その言葉が相手に「安心感」を与え、
臆病になりそうだったところを「チャレンジ」できるようになる場合、
次のプラスの行動を生んだりマイナスを減じたりするように機能する場合、
その言葉はかけて良いと思う。
 
逆に、それが「怠惰」や「無謀」につながる場合は、
その言葉はかけないほうが良いときだと思う。
 
判断するとき、根拠はなくて良い。
その時の直感で良い。
ただ、その言葉が機能するかどうか、
それだけが、「大丈夫」という言葉をかけて良いかどうかを判断する時の
基準ではないだろうか。
先週の土曜日は、新・中学3年生向けの集団授業で、理科の実験をしました。
3年生の台車を使った運動の実験です。
板で作った坂道で台車を転がし、
紙テープに記録タイマーで「点」を打っていくあの実験です。
ここは多くの子供たちがつまづく単元です。
ですから「2時間」という塾にしては多くの時間を使い、毎年取り組んでいます。
 
「なんだ、台車の実験なら、学校でやるじゃん」
とお思いの方もいるでしょう。
そうなんです。多くの学校で、台車の実験は実施しています。
けれども、その上で多くの子供たちが、つまづくのも現実です。
なぜでしょう?
 
その理由をきちんと理解したうえで、実験や授業を行うと、
もう少し理解が深まり、定着も図れるのではないでしょうか。
 
つまづく理由はいろいろありますが、簡単に言うと次の3つが大きな要因です。
 
① 速さの計算でつまづきやすい
② 「台車の動き」と「記録テープ」「表」「グラフ」の関連性が弱い
③ 「わかる」から「できる」にするための演習量が足りない
 
個人で見たら、もっとたくさんありますが、
全体的に言うと、この3つを押さえていれば、理解と定着は深まるはずです。
(他にも、「記録テープの読み方」などでつまづきやすいところもありますが、
それくらいは、実験考察のための説明と、その後の演習で賄えるはずです。)
 
①を克服するためには、「理科」の授業で「速さの計算」を扱う必要があります。
簡単にスモールステップの演習も含めて5分くらいでいいのです。
わかっている人には退屈かもしれませんが、
その後の演習をスムーズに進めるためには、ここが必要です。
また、理解している人には、それなりの演習プリントや雑学プリントを渡しておけば退屈はさせません。
 
②を克服するためには、実際に行った実験データ以外に、
いくつかの実験データを使って、「表」や「グラフ」をかく時間をつくるのが良いでしょう。
「記録テープ」を「表」に落とす。
「表」を「グラフ」に表す。
「記録テープ」を用いて「グラフ」にする。
そのたびに、
「記録テープ」「表」「グラフ」のデータと「台車の動き」を関連付けるために、
「このデータのとき、台車はどんな運動をしている?」と質問して答えさせていけば、イヤというほど身に付くでしょう。
 
③は、②をしっかりやっていれば、ある程度スムーズに進みます。
後は問題集を使って、いくつかの表現になれながら演習をしていけばいいのです。
実際、次回授業は実験の復習をさらっとやってから、演習中心に行っていきます。
 
実験をすることの最たる効用は、体で覚えることができることです。
実際にやってみることで「体感」できます。
「体感」したことを意味づけたり理解したりすることで「体験」になります。
「体験」は、それを振り返り、まとめと考察を繰り返すことで、
その後も使える「経験」になります。
 
それは、教科書に書かれている「情報」を「知識」に変え、
「知識」を「知恵」に変えるプロセスに似ています。
 
そうやって、体で記憶したことは、忘れにくいものです。
「体験し振り返る」という体験学習は、たくさん取り入れていきたいものですね。
近隣の公立中学校の卒業式に行ってきました。
それも、2校をハシゴで(^^;
 
FさんやKさんは泣きじゃくりだったね。
実は私も、風邪を装い鼻水ズルズル。
脳科学的に言うと、ミラーニューロンが働いたらしい(^^
 
それにしても最近は、デジカメでも光学10倍ズーム、
ビデオ連続撮影60分できるものまであるので、
手軽に大切な場面を記録・編集できてしまうのですね。
卒業する子どもたちの本当の親ではないけれど、
なんだか子どもの追っかけをしているみたいでした(笑)
 
でも、本当に大切なことはそんな記録ではなく、
そこにいた事実であり、交わした言葉や握手であり、
一緒に泣き笑いすることであると思うのです。
それは、記録ではなく、子どもたちの記憶に残りますから。
それも、深層意識のどこかに、感情として残るといってもいいかもしれません。
「いろんな人に見守られている」という安心感として。
 
だから、多少画面がブレていたって許してね。
 
え?それは言い訳?それにブレすぎだって?
うーむ、もう少し修行してきます。


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