忍者ブログ
どんなもしもが 君の未来に わりこんでも かまわないさ 僕はずっと 味方さ
[4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

前回までに大人の対応として、「反論」「同意」「共感」についてお話してきました。
(まだ読まれていない方はこちらへ → 大人のタイオウ①
その続き(まとめ)です。
 
「同意」と「共感」の違いは、
「同意」が、「そうだよね」と相手の主張を「受け入れる」のに対し、
「共感」は、「そうなんだ~」とそのまま「受け止める」ことにあります。
 
相手の主張に対して「同意」できるときは「同意」すれば良いのですが、
「同意」しかねるときに無理に「同意」すると、そのぎこちなさが伝わります。
 
そこで、「同意」ではなく「共感」すると上手くいきやすいと思うのです。
なぜなら、「受け入れる」ことをしなくても、「受け止める」ことによって、
「あなたの言いたいことや感情をキャッチしましたよ」
というメッセージを送ることができるからです。
これは、相手の存在を「認める」行為の一つです。
 
野球のバッテリーで、「キャッチャーがピッチャーを育てる」という話を聞きます。
名キャッチャーと呼ばれる人が
「ナイスボール!」と気持ちよくボールを「受け止める」ことで、
ピッチャーが伸び伸びと育つというのです。
 
コミュニケーションもキャッチボールです。
受け手の対応によって、話し手の成長に影響を与えます。
そして、一般的には「共感」>「同意」>「反論」の順で、
話し手の、特に子どもの成長を促すと思います。
 
子どもたちの成長を促進できるような
名キャッチャーでありたいものです(^^)v
PR
前回までに大人の対応として、「反論」「同意」についてお話してきました。
(まだ読まれていない方はこちらへ → 大人のタイオウ①
 
それでは、「共感」の対応をした場合はどうなるでしょう?
 
例えば、こんな会話になることがあります。
 
子:「宿題できなかった…。だってさ、忙しかったんだもん」
先生:「そうなんだ~。(^^)ニコニコ」
子:「そうなの。忙しかったの。だってね、~で、~で、~だったんだ。
それでね、~もあってね、…。」
先生:「そうなんだ~、Aさんにとっては忙しいと感じたんだ~(^^)ニコニコ」
子:「うん。…。でももう少し時間をうまく使えたら、少しは宿題をできたかもしれない」
 
こんなに上手くいかないかもしれませんが、
「そうなんだ~」と共感することで、
子どもは受け止めてもらえたという安心感を得、
段々と感情が落ち着いてくる傾向があります。
そして、自分が言い訳をしているとわかっている人は、
感情が落ち着くと、自分を客観的に見つめることができるようになり、
建設的な話になりやすいと思うのです。
 
もちろん、自分から答えを出すにはまだ一歩踏み出せない人もいます。
そんな時には、こんな質問を投げかけて一歩後押しをするのもいいでしょう。
「ところで○○さんは、本当はどうしたいと思っているの?」
「もし、百歩譲って宿題をできる時間があるとしたら、どの時間を活用する?」
 
あるいは、1週間の時間の使い方を書き出すのも一つの手です。
そうすると、頭の中ではなく目の前の紙の上で思考できるので、
客観的にみることができるようになり、建設的な話がしやすくなるからです。
 
ふとしたきっかけから、フルマラソンに挑戦することに。
まず掲げた目標は、2008年11月30日の河口湖マラソンで完走すること。
 
目標を掲げ、練習メニューを考え、計画し、実行しながら記録をし、
途中途中で振り返り改善していく。
あれれ?
これって、学習塾での個別カリキュラムを作成するプロセスと同じだ。
 
初心者なので、まずは基礎体力作りから。
フルマラソンを走ることを決めた直後、気持ちが高揚して、走り過ぎてしまい、
おかげで左ひざをおかしくしました。
マラソンチーム「クレイジーランナーズ」の隊長に相談したところ、
「まずはじっくり基礎体力と筋力づくりから」とのこと。
基礎を適当にやると、痛い目にあいます。
逆に、基礎をしっかり固めると、その上に積み重ねることは楽にできます。
あれれ?
これって、学習塾でカリキュラムを作成するときの注意点と同じだ。
 
ということで、行動が継続できる環境づくりとして、
Jog Noteをつけることにしました。
ブログ右側のプラグインにグラフ化されているアレです。
 
トレーニングの距離が「見える化」されることで、
毎日の一歩一歩に前進している感覚を味わえ、
「また走ろう」というエネルギーになってくれます。
お薦めです!
 
また、ブログに載せたら「やるっきゃない!」と、
怠けたい自分が出た時にお尻をたたいてくれます。
本当にお薦めです!
 
さぁ、どこまでいけるか!?
とにかくやってみます!
前回、人は反論されると反論したくなる習性を持っているという話をしました。
例えばこんな風に。
 
子:「宿題できなかった…。だってさ、忙しかったんだもん」
先生:「でもね、時間はつくるものだよ。全くできないことはないでしょう?!」
子:「でも!~だったんだもん!」
 
「~」の部分には、よく言い訳が入ったりしますね(^^;
それでも、言い訳とわかっていても、反論されると反論したくなるようです。
 
では、上のケースでは「反論」ではなく、どんな対応をとるとよいのでしょうか?
 
 
こんな時は、「反論」ではなく、「同意」や「共感」という対応を示すことで、
子どもの反応が変わることがあります。
 
例えば、「同意」の場合はこんな会話になることがあります。
 
子:「宿題できなかった…。だってさ、忙しかったんだもん」
先生:「そうだよね。忙しかったんだもんね。宿題をやる時間はなかなかないよね」子:「うん、そうなんだ!あれがこうでさ、これがあぁでさ、…」
 
この場合いかがでしょう?
「でもね」と反論されずに、「そうだよね」と同意しているので、
子どもの立場からすると、受け止めてもらえた感があるようです。
 
けれど、これだと不安な面もあります。
本当は時間をつくれば宿題をやれたのだけれど、同意されたことで、
「やれなくていいんだ」という妙な安心感(≒怠慢)が生まれてくるかもしれません。
 
一方、宿題をさぼった自分を自覚している子どもの中には、
「同意」されると自分の中にギャップ(むずがゆさ)を感じ、
「次はきちんと宿題をやろう」と一歩前進する子もいることでしょう。
受け止め方によりますが、確率としては、「反論」より「同意」の方がうまくいきそうです。
 
 
それでは、「共感」の対応をした場合はどうなるでしょう?
前回「大人のシュクダイ②」の続きです。
(この話のトップは「大人のシュクダイ①」からどうぞ)
 
宿題の『銀魂』読み忘れてしまった大人の私。
しかし、ことはこれでは終わりません。
 
中1の彼女に、
「なんで1週間もあるのに読めないの!」
と責められた私は、
もっと恥ずかしことに、こう切り返したのです。
 
「いやぁ、この時期はちょっと忙しいんだよ。
毎日14時間土日なしで働いているんだから」
 
それに反論され、その反論にまた反論し、
言いながら気がついたことには、
「(あ、言い訳している)」(^^;
 
宿題をやってこなかった挙句、やれなかった言い訳をしてしまった大人(大恥)
いえ、「やれなかった」ではなく、「やらなかった」ですね(^^;
宿題をやってこなかった子どもの心境が手を取るようにわかりました。
 
 
ちなみに、人は反論されると反論したくなる習性を持っているようです。
例えばこんな風に。
 
子:「宿題できなかった…。だってさ、忙しかったんだもん」
先生:「でもね、時間はつくるものだよ。全くできないことはないでしょう?!」
 
そう対応されるとどんな気持ちがしますか?
 
子:「でも!~だったんだもん!」
と言い返したくなりませんか?
中には、素直に聞き入れることができる人もいるでしょうが、
私は反論してしまいました。  (^▽^)学び!
たとえ相手の言っていることが正しくても、たとえ反論せずに黙ったとしても、
反論されると反論したくなる気持ちが心にわいてくるのは、
大人も子供も同じく、人間の性ではないでしょうか。
 
 
では、上のケースでは「反論」ではなく、どんな対応をとるとよいのでしょうか?
これまた、次回へつづく


忍者ブログ [PR]
奇跡の軌跡
★☆ 巡り合えた奇跡の軌跡 ☆★
プロフィール
HN:
K
性別:
男性
職業:
プロ家庭教師×学習コーチ
趣味:
マラソン
ブログ内検索
Jog Note
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
お天気情報
バーコード
広告