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●本番で力を発揮できる子と発揮できない子

「普段はできるのに、テストになるとできない」
「テストになると頭が真っ白になる」

そういう子を何人も見てきました。

程度の差はあれ、テスト本番でいつもより力を発揮できない子は多くいます。
一方で、テスト本番になるといつも通り、
あるいはいつも以上に力を発揮する子もいます。

そこにはどんな差があるのでしょうか?


●本番に弱い子の考え・感情

「テストのときは、自分の中でどんなことを考えたり、感じたりしているの?」

テスト本番で、いつもより力を発揮できない子に質問をします。
すると、だいたい次のような答えが返ってきます。

 「できるだろうか?」
 「大丈夫だろうか?」
 「もしできなかったらどうしよう?」
 「不安だなぁ」
 「緊張する」
 「いやだ、早く終わってくれないかなぁ」
 「あ~、どうしよう(汗)」

【疑惑】や【不安】、【緊張】、【焦り】、【混乱】などが聞こえてきます。
あまり味わいたくない思考や感情ですね。

 

●本番に強い子の考え・感情

同じ質問をテスト本番で、いつも通り、あるいはそれ以上の力を発揮できる子にしてみます。
すると、だいたいこんな答えが返ってきます。

 「大丈夫、私はできる」
 「落ち着いて、できるから」
 「お、混乱してきた。飛ばして後で解いてみよう」
 「(緊張感がなさ過ぎるから)よし、やるぞ!」

【自信】や【安心感】、【冷静】、【激励】などが聞こえてきます。
緊張感にしても、多すぎず、少なすぎず、バランスよく感じているようです。

ある医学部生に中学生の頃の話を聞いたところ、こんな答えが返ってきました。
「鏡を見て、“私はできる”と自己暗示をかけていました(^^)v」


●人間は、自分が思い描いた通りの人間になる

「人は、自分がイメージしたとおりの存在になる」と言われています。

「大丈夫、私はできる」と心の底から考え、イメージしたら、
できるようになります。

逆に「大丈夫だろうか?」「できるだろうか?」と不安がると、
その背景には「上手くいかないかもしれない」「できないかもしれない」という自分に対する【疑い】の念が心にイメージされます。
すると、疑ったとおり、悪い結果を導くようになります。


●言葉のチカラ

今まで見てきたように、本番に強い子と弱い子では、自分への声のかけ方が違うようです。

良い言葉を発すると良いことが起こり、不吉な言葉を発すると凶事が起こると言われています。
言葉は霊力を持っていて、人の魂にも響きます。

マイナスの言葉は、マイナスのイメージを引き出し、マイナスの影響を及ぼします。
プラスの言葉は、プラスのイメージを引き出し、プラスの影響を及ぼします。

「言霊(ことだま)」という言葉があるように、言葉には霊力が宿っていて、
良くも悪くも、私たちに力を与えてくれるようです。

人生で自分に対して一番声をかける存在は、他の誰でもない自分です。
テスト本番での声かけも大事ですが、
普段からプラスの言葉を意識して使っていきたいですね。


追伸:
「そうは言っても、どうしてもマイナスの言葉を使ってしまうことがあるんだ」
という反応が返ってくることもあります。

「いい話を聞きました。ありがとうございます!これからやってみます!」
と明るい表情をして話し終えた直後に「はぁ~」とため息をついた子もいます。
(自分がマイナスの言葉を使っていたことに対して、“はぁ~”とマイナスになったようです(苦笑))

マイナスの言葉を発したことに対して落ち込むことはありません。
もしマイナスの言葉を発したら、それを帳消しにする魔法の言葉を口にしてみましょう!

その言葉は、

「な~んちゃって♪」

そうしたら、なぜか心が軽くなりますよ♪(←本当です!試してみて!)
 

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受験生にとっては、入試半年前になりました。
この頃から私が働いている学習塾では、
受験生には、本番に力を出せるように、いろんな話をしていきます。
その中のいくつかのネタを紹介いたします。

#001 物事の捉え方

上手くいく人と、そうでない人の大きな違いの一つに、物事の捉え方・気持ちの持ちようがあります。

例えば、入試当日、こんなことがあったらあなたはどうしますか?

入試当日の朝起きたら、あたり一面雪が積もっていました。
会場までの道のりで、滑って転びました。ステーンってね。
幸い、怪我はしなかったのですが、そこで一言なんと考えますか?

(少し辺りを見回してから)
上手くいく人は、ここで前向きなことを考えます。
「怪我をしなかったからついている」とか、「これで、滑り納め」とかね。

逆にうまくいっていない人は、「縁起が悪い」とか後ろ向きのことを考えはじめます。
そうすると、気持ちが落ちてくるので、試験で自分の力を出しにくくなります。

だからもし「縁起が悪い」とか後ろ向きなことを考えてしまったら、そのときは、
「なーんちゃって」って言えば大丈夫。
「なーんちゃって、ウッソー。~だからラッキー!」って感じでね。

(因みに、私は大学受験のときに、本当に雪道で滑って転びました(笑)
もちろん、その時「滑り納め」といったので、大丈夫でしたけれどね)


#002 休み時間の使い方

休み時間が15分あります。
5分前には着席していないといけないので、実質5~7分が休憩時間です。

その休み時間の使い方によって、結果に大きな差が出てくることがあります。
なぜなら、5教科やったら約5時間も椅子に座っているわけですから、人間誰しも疲れるわけです。
疲れた状態で試験を受けたらどうですか?
自分の取れる最高の点数を取れると思いますか?
なかなか難しいですよね。私なら、できません(笑)

そこで是非やって欲しいことがあります。
休み時間は立ち歩いてください。
お手洗いに行くでもいいですし、用はないけれど、とにかく鏡だけ見てきた、でもいいです。
歩くことで、血行がよくなり、次のテストに集中できるようになります。
(ストレッチでもいいですよ)

逆に、ずっと座っていると血行が悪くなり、頭に酸素がいきわたりません。
すると、集中力が欠けてしまいます。

中には、根性で頑張る!という人もいるかもしれませんが、血の巡りが悪いのに、根性で乗り切る!といってもねぇ。
まぁ、北斗神拳を使えるなら、話は別なのでしょうけれど(笑)

 

#003 休み時間の使い方2 ~気持ちの高め方~

休み時間に入ったら、ボーっとしするのがいいでしょう。
前のテストで「あ~、ダメだ~」と思ったら「ダメだ~」と思ってもいいから、ボーっとする。
あ、着席の時間だけは忘れずにね(笑)

そして休み終えて席に着いたら、今までの科目のことは、一切忘れる。
席について、鉛筆と消しゴムを用意して、徐々に気持ちを高めていく。
心の中で「よし、やるぞ!」と気持ちに火をつける。
自分の好きな前向きで落ち着ける言葉を心の中でつぶやく。

熱くなりすぎたら、少し冷ます。
深呼吸をしたり、「なるようになるし、なるようにしかならないさ」とかつぶやいたりしてね。

とにかく、自分がベストを尽くせるように、気持ちを調整しましょう。
コツは、一度熱くしてから、少し冷ますこと。
メンタル・タフネス的にはいいようです。


#004 大丈夫、死にはしないから

さぁ、いざ本番です!
という時に緊張しない方法を一つ。

「大丈夫、死にはしないから」

そのくらいの気持ちでいたら、大丈夫(^^)v
 

2週間前になりますが、今月は母の日がありました。
今年、私の働いている学習塾の教室では、「母の日カード」を贈ることにしました。
通っている生徒全員に、「母の日カード」にコメントを書いてもらい、
母の日直前に郵送したのです。

なぜ「母の日カード」に取り組んだかというと、
少しでもお母さんに喜んでほしかったからです。
お母さんが喜ぶと、子どもも喜びます。
お母さんが笑うと、子どもも笑顔になります。

もし、毎日のようにガミガミ怒っているお母さんがいるとして、
子どもは毎日「うるさいなぁ」と思っていたとして、
それでも「母の日カード」を受け取ったその日くらいは、
お母さんの顔に笑顔がよみがえる。
少なくとも眉間のしわが減る(^^)v
それだけでもいいと思ったのです。


「母の日カード」を送った後に子どもたち数人に聞いてみました。
「お母さんはどんな反応だった?」
すると、中・高生に多かったのが、
「何も言っていなかった」
という反応。
子どもも書く時に恥ずかしがっていましたが、
親も恥ずかしくて何も言えなかったのかもしれません。

中には
「壁に貼って飾ってあります♪」
というお母さんもいました。
同封した手紙と言葉も気に入ってもらえたようで、
お電話で「ありがとう」をいただきました!
「女」性が「喜」ぶと「嬉」しいですね(^^)v


「母の日カード」の効果は、お母さんの眉間のしわを減らし、
笑いじわを増やすこと以外にも効果があるようです。

ある小学生低学年の子は、カードを書いているそばから、
みるみる嬉しそうな顔になりました。
きゃっきゃっと軽く飛び跳ねるようにしてカードを見せに来たその子は、
お母さんが迎えに来ると、すぐさまカードを持って行き、
早速お母さんに見せていました。
(おーい、母の日はまだだよー^^;)

お母さんに対してありがとうの気持ち、
一緒に共有した、嬉しかったこと・楽しかったことを伝えるだけで、
こんなにも子どもの自己肯定感が上がるものなのか。

母親の偉大さ、存在の大切さを改めて学ばされました。

照れくさくてもいい、きれいな言葉でなくてもいい、
毎年、母の日くらいは伝えていきたいと思います。
お母さん、いつもありがとう!
 

学習塾で、ある学生講師と話をしていた時のことです。
私としては意外な話を聞きました。

講師「半年働いて、塾のイメージが変わりました」

私 「へぇ、どんなイメージからどんなイメージに変わったの?」

講師「まず、塾は知識を教えるところだと思っていました。
   そして、成績を上げることが第一で、
   そのために授業は講師が統率しているイメージでした」

私 「うんうん、それで今はどう思っているの?」

講師「知識も大切なんですけれど、教室で取り組んでいることは
   知識よりも知恵だと思うんです。学習方法を掴んだり、
   学習習慣を築いたり、自分との向き合い方を学んだり」

私 「うんうん、知恵がつくと自分で学習できるようになるからね。それから?」

講師「成績第一というのは、僕の勝手なイメージだったんですけれど、
   塾ではもっとビシバシやるのかと思っていました。
   テストの結果を貼りだしたり、居残りをさせたりして。
   でも、この教室は、成績よりも成長に重きを置いていますよね?」

私 「うん、成長できれば、自ずと成績も上がるからね。
   それに、教育の目的は成績ではなく、成長にあると思うんだよね。
   社会に出てからが人生の本当のスタートだと俺は思っているから、
   目の前の成績に一喜一憂するのではなく、
   どれだけ成長したかを意識していたいんだ。
   だから、塾だから成績にはこだわるけれど、
   失敗してもいいと思っているんだ。そこから何か学んで成長すればね」

講師「そう、そこ!成績にはこだわるけれど、失敗もしていいって。
   失敗してもそこから何かを学んで成長できればいいって。
   失敗してもいいってところは、塾は成績第一という
   イメージからすると真逆ですよ!」

私 「そう?俺は塾に通った経験がないから、あまり違和感ないんだけどね。
   普通じゃないのかもしれないね(笑)」

講師「そうだと思います(笑)あと、僕の勝手なイメージでは、
   もっと講師が生徒を統率するのかと思っていました。
   けれどここの教室では、個別ということもあるけれど、
   統率するというより生徒が伸び伸びできるように
   サポートするのが基本姿勢ですよね。
   そこにもギャップを感じました」

私 「あぁ、そうかぁ。統率というか、リーダーシップやけじめは
   大事だと思うけれど、基本は見守ることだと思っているんだよね。
   だって、成長って本能だと思わない?子どもたちは、
   成長したいという本能をもともと持って生まれてきたと思うし、
   成長するだけの学習能力がもともと備わっていると思うんだよね。
   だから、俺たち大人ができることって、子どもたちが伸び伸びと
   成長できるような場や環境を整えることなんじゃないかと思っているんだ」

 

そのときに書いたメモにこうありました
 ① 知識 ⇔ 知恵
 ② 成績 ⇔ 成長
 ③ 統率 ⇔ サポート

 

あれから約1年半。
メモを見返しながら思います。
果たして教室全体でどこまで徹底できているのだろうかと。
まだまだ改善すべきことはありそうです ☆彡

今日は、ある中学生のスピーチを紹介します。

テーマは、コミュニケーション力をつけるのに大切だと思うこと。

2分程度のスピーチですが、その中に、とても大切な要素が入っていて、

「中学生でここまで考えるんだ」と驚きと感動がありました。

(↑ということは、上から目線で子ども扱いしていたということです。反省(^^;)

 

――――ここからスピーチ――――

私は携帯を持っています。

携帯はとても便利で、伝えたいことをすぐに相手のもとへ「メール」という形で伝えることができます。

今では「絵文字」などもあり、とても便利です。

しかし、私は便利なメールでとても困ってしまった経験があります。

 

ある日、いつもの様に友達とメールをしていると、

メールをする相手が少し多くなったので、絵文字をつけずに送信してしまいました。

すると相手から「なんだかそっけないね」と返ってきて、

ささいなことからケンカになってしまいました。

そして「ごめんね」と送ったのですが相手にうまく伝わらずとても大変でした。

 

このことから私が思ったことは2つあります。

一つ目は、便利な情報化社会が人と人との関わり合いを不便にしていること。

私の例で言うと、ささいなことから始まってしまったケンカです。

二つ目は、本当に伝えたい思いは、相手の顔を見て、直接自分の口から伝えること。

「ありがとう」「ごめんね」この2つの言葉は、特に重要だと思います。

 

まとめると、コミュニケーション力を身につけるためには、

友達や家族と会話をすることだと思います。

メールでは分からない表情や気持ちを読み取ることができます。

このようなことがコミュニケーション力をつけるのに大切なことなのだと私は思いました。

――――ここまで――――

 

メールや携帯、インターネットなどの情報技術は、

人間に新たなコミュニケーションの取り方を与えました。

それはいつでもどこでも使える便利さがあり、

同時に、顔と顔を合わせてコミュニケーションをとる回数を減らしもしました。

退職届をメールで届ける人もいます。

彼氏と別れる時に、メールで

「あなたとはもう付き合えない。あなたにはもっとふさわしい人が現れるわ。

今までのことは良い思い出。さようなら。ありがとう」

と書いて送信ボタンを押したら「はい終わり」という人もいます。

 

でもこれって、ちょっと変じゃないかな、と私は思うのです。

中学生のスピーチにもあるように、

想いや大切なことは、相手の顔を見て直接自分の口から伝える。

それは大変煩わしいことかもしれないけれど、手間をかけた分、

想いや大切なことが伝わるのではないでしょうか。

 

私の尊敬するコーチが、ちょっとした、けれど大切な家族のルールをつくっていました。

「夕御飯が必要ない時は、メールではなく電話でママに伝えること」

 

そしてそのコーチに「お子さんにはどんな大人に育ってほしいですか?」

と尋ねると、こう答えました。

「ありがとうを言える大人になってほしい。

だから僕が子どもにありがとうを伝えるようにしている」

 

そのコーチの家族は、私の知る限り幸せそうです。

 

同じことを中学生が考えていると知った時、私は驚き、感動しました!

そして「是非!」と掲載の許可をいただき、ここに書いています。

ありがとう!Yさん!
 



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